注目を集めるインターネット無料の賃貸物件とは?注意点もあわせて解説!
引っ越し時のコストや手間を抑えられるメリットから、インターネット無料の賃貸物件が人気を集めています。
ただし通常のネット契約とは異なる点もあるため、内容をしっかり確認した上で契約を結ぶことが重要です。
この記事では、インターネット無料物件の仕組みや、対応や完備との違い、契約前に注意すべきポイントについて解説します。
これから賃貸物件を探す方やインターネット無料物件への入居をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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インターネット無料の賃貸物件とは?
物件情報を見ていると、備考欄などに「インターネット無料」と表記されていることがあります。
はじめに、インターネット無料の賃貸件がどのような状態なのか、なぜ費用がかからないのかを解説します。
インターネット無料の賃貸物件とは?
インターネット無料の賃貸物件とは、大家さんや管理会社がプロバイダ契約をまとめておこなっており、入居者は個別に契約や支払いをしなくてもネット回線を利用できる物件のことです。
すでに共用のインターネット回線が導入されているため、部屋に入居したその日からWi-Fiなどですぐにインターネットを利用できます。
在宅ワークやリモート会議など、引っ越し後すぐにネット環境を必要とするビジネスパーソンにとっては、非常に利便性の高い選択肢と言えるでしょう。
インターネットを無料で利用できる理由は?
インターネットを無料で利用できるのは、入居者に代わって大家さんが料金を支払っているためです。
大家さんはインターネットを無料にすることで、他物件との差別化要素となり、空室対策に直結します。
また、個別契約による配線トラブルや無断工事のリスクを軽減できる点も、オーナー側にとってのメリットです。
各部屋がバラバラに工事をすると、ベランダに余分な配線が垂れていたり壁に勝手に穴を開けられたりして、物件の見た目や価値が下がる原因になることもあります。
インターネット無料物件として一括整備された回線設備にすることで、大家さんは建物の美観も守っているのです。
インターネット無料の賃貸物件を契約するメリット
インターネット無料の賃貸物件を契約する大きなメリットは、インターネット料金がかからないことです。
インターネットが無料で使えるということは、通常かかる月額4,000~6,000円程度のネット料金が不要になります。
また入居後すぐにWi-Fiを利用できる点や、契約の手間が省けるという点もメリットです。
Wi-Fiを利用する場合、プロバイダ選びやプラン比較、支払い方法の設定、契約などが必要となり、時間と手間がかかります。
インターネット無料物件は、大家さんや管理会社によって契約・設定が済んでいるので、複雑な手続きが必要ありません。
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インターネット無料賃貸物件だけじゃない!対応と完備の違いとは?
インターネット無料物件とは別に、備考欄に「インターネット対応」や「インターネット完備」と記載された物件もあります。
インターネット対応とインターネット完備は似ているようで、実は入居後の手間や費用に大きな違いがあります。
ご自身に適した物件を選択できるよう、それぞれの特徴やメリットを確認しておきましょう。
インターネット対応の賃貸物件とは
インターネット対応の賃貸物件とは、建物自体にインターネット回線が引き込まれている状態の物件を指します。
マンションやアパートの共有部分までは通信設備が整っているものの、実際に利用するには入居者自身でプロバイダと契約し、必要に応じて工事を依頼しなければなりません。
インターネット無料の賃貸物件とは異なり、すぐにWi-Fiが使えるわけではないため注意が必要です。
回線の種類やプランを自由に選べる反面、開通までに時間がかかり、初期費用や月額料金が発生するなどのデメリットがあります。
インターネット完備の賃貸物件とは
インターネット完備の賃貸物件とは、すでに室内までインターネット回線が引き込まれており、入居後すぐに利用できる状態になっている物件のことです。
入居者自身がプロバイダと契約したり、開通工事をしたりする必要は基本的にありません。
LANケーブルを接続する、またはWi-Fiルーターを設置すれば、すぐにインターネットを使い始めることができます。
デメリットは、プロバイダ業者を自分で選ぶことができず、回線の種類や通信速度、通信容量制限の有無などに差があることです。
もし、インターネット完備の物件でプロバイダを変更したい場合は、大家さんに一度相談してみると良いでしょう。
なお、「完備=無料」とは限らず、利用料が別途かかる場合もあるため、契約前に賃貸条件を確認しておくことが大切です。
対応と完備の違い
インターネット対応と完備の大きな違いは、すぐに使えるかどうかです。
対応の場合、建物まで回線が来ている状態ではあるものの、入居者自身がプロバイダと契約して開通工事を行う必要があります。
一方、完備は室内まで回線が引かれており、入居後すぐにインターネットが使える状態になっています。
Wi-Fiが備え付けられている物件も多く、手間なく利用できるため、手続きや初期費用を抑えたい方におすすめです。
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インターネット無料の賃貸物件には注意点もある
インターネット無料物件にはメリットがある一方で、デメリットや注意点も存在します。
メリットだけではなく、注意点についてもしっかりと理解した上で物件を選びましょう。
速度の保証がない
インターネット無料物件では、マンションやアパート全体でひとつのインターネット回線を契約し、各部屋でその回線を共有して利用するケースが一般的です。
そのため、通信速度は個別契約に比べて安定しにくい傾向があります。
とくに夜間や週末など、多くの入居者が同時にネットを使う時間帯には、速度が著しく低下することも珍しくありません。
動画の読み込みが遅くなったり、オンラインゲームの接続が不安定になったりするケースもあるため、利用目的によっては注意が必要です。
契約プロバイダを選べない
インターネット無料の賃貸物件では、すでに大家さんや管理会社がプロバイダと契約を結んでいるため、入居者が自分の希望に合わせてプロバイダを選ぶことはできません。
物件の設備状況によっては、高速な光回線を新たに導入できないこともあり、通信品質やサービス内容にこだわりがある方にとっては不満が残る可能性があります。
家賃にインターネット利用料金が含まれている可能性がある
インターネット無料の賃貸物件は、大家さんや管理会社が料金を負担しているため、入居者は別途料金を支払うことなくインターネットを利用できます。
ただし、家賃が通常の賃貸物件よりも高めに設定されており、実際には家賃の一部としてインターネット料金が組み込まれているケースが多いです。
そのため、インターネット無料物件を選ぶ際は、家賃や共益費が相場より高くないかを確認することが重要です。
家賃にインターネット料金が含まれている場合、料金を細かく比較することで、トータルでどの物件が最もコストパフォーマンスが高いかを見極めることができます。
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まとめ
インターネット無料の賃貸物件は、引っ越し時の手間やコストを抑える魅力的な選択肢ですが、契約前にいくつかの注意点を確認することが重要です。
とくに通信速度の安定性やプロバイダ選択の制限、家賃にインターネット料金が含まれている場合があることを理解しておきましょう。
また、インターネット無料物件以外にも「対応」や「完備」と表記された物件もあり、入居後の利用開始に手間や追加費用がかかる場合もあります。
これらの点を踏まえ、コストパフォーマンスと利便性を重視しつつ、利用目的に合った物件を選ぶことが大切です。
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